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空調服は本当に涼しい?夏の現場で毎日使って感じた本音

onoprodaily

「空調服って、ファンが付いているからかなり涼しいんじゃない?」

自分も最初は、扇風機の風をずっと浴びているような感じをイメージしていました。

でも、実際に夏の現場で毎日使ってみると、第一印象は「思ったより涼しくない」でした。

特に外気温が35℃を超えるような日は、入ってくる空気自体が暑いので、涼しい風というより熱い空気が服の中に入ってくるように感じます。

それでも、夏の現場で空調服が必要かと聞かれたら、自分は迷わず「必要」と答えます。

なぜなら、空調服のファンが止まった瞬間に、それまでどれだけ助けられていたのかが分かるからです。

今回は、7月ごろから9月〜10月ごろまで、夏の現場でほぼ毎日空調服を使っている自分が、実際の涼しさやデメリット、バッテリー切れで困った経験などを紹介します。

空調服を初めて使った感想は「思ったより涼しくない」

初めて空調服を使う前は、もっと涼しいものを想像していました。

ファンから風が入ってくるので、扇風機に当たっているような感覚をイメージしていたんです。

ところが、実際に外で使ってみると、そこまで涼しいわけではありません。

考えてみれば当然ですが、空調服はエアコンのように冷たい空気を作っているわけではなく、外の空気をファンで服の中に取り込んでいます。

そのため真夏の暑い日は、「冷たい風が入ってくる」というより「風が入ってきている」という感覚に近いです。

特に35℃を超えるような日は、外の空気自体が暑いので、熱風が入ってくるように感じることもあります。

「空調服を着れば真夏でも涼しい」と期待していると、最初は思っていたのと違うと感じるかもしれません。

汗をかいてくると少し涼しさを感じる

空調服を着ていて涼しさを感じやすくなるのは、汗をかいてきてからです。

作業を始めて汗が出てくると、ファンから入ってくる風によって若干涼しく感じるようになります。

空調服を使う前と比べると、汗のかき方にも違いを感じています。

もちろん空調服を着ていても汗は出ます。

ただ、以前のように作業着全体がびちゃびちゃになる状態よりはマシになりました。

「ものすごく涼しい!」という感覚ではないものの、夏の間ずっと使っていると、少しずつそのありがたさが分かってきます。

本当の効果が分かるのはファンが止まった瞬間

個人的に空調服のありがたさを一番感じるのは、実は着ているときではありません。

ファンが止まったときです。

朝から普通に空調服を着て作業して、夕方までバッテリーが持てば、正直そこまで「空調服のおかげで助かった」と意識することはありません。

ところが、バッテリーが切れてファンが止まると一気に変わります。

急に暑さが押し寄せてきて、汗がブワッと出てきます。

そこで初めて、

空調服ってちゃんと効いてたんだな

と実感します。

着ている最中より、なくなった瞬間のほうが効果が分かりやすい。

これが毎年夏の現場で使っていて感じる、空調服のリアルなところです。

風量を強くしすぎて途中で切れたこともある

空調服を使ううえで、自分が一番大事だと思っているのがバッテリーです。

以前、朝からファンを強い設定のまま回していて、いつもより早くバッテリーが切れてしまったことがありました。

ファンが回っている間は普通に作業できていたのですが、止まった途端に一気に汗が出てきます。

特に暑さが厳しくなる11時ごろから14〜15時ごろにファンが止まるとかなりきついです。

せっかく空調服を着ていても、バッテリーがなくなればただの作業着になってしまいます。

それ以来、空調服を選ぶなら何よりバッテリーの持ちが大事だと思っています。


充電忘れとバッテリー忘れの絶望感

空調服を毎日使っていると、たまにやってしまうのが充電忘れです。

自分も充電を忘れて、朝に少しだけ充電してから仕事へ行ったことがあります。

当然、満充電ではないので途中でバッテリー切れ。

そこからは空調服なしで作業することになり、「もうやってられない」と思うくらい暑く感じました。

もう一つ経験したのが、さらに厳しいバッテリーそのものの忘れ物です。

自分の場合、バッテリーは家で充電しています。

家でしっかり充電したのに、朝そのバッテリーを持っていくのを忘れてしまったことがあります。

現場に着いてから、

あ、空調服回せない……

と気付いたときの絶望感はかなりのものです。

毎日使っていると当たり前になってしまいますが、一日使えない状況になると空調服のありがたさがよく分かります。

空調服のデメリットは洗濯するときが面倒

空調服は毎日の暑さ対策として欠かせませんが、面倒なところもあります。

自分が特に面倒だと感じているのが洗濯です。

洗うためには、ファンや配線などを取り外さなければなりません。

外すだけならまだいいのですが、洗濯後に戻すときも地味に面倒です。

線が服の中でビローンとならないように、決められた穴などに配線を通していきます。

この配線を通したり外したりする作業が、毎回となるとなかなか面倒です。

それでも夏は毎日使うので、結局やるしかありません。

現場で使うならファンの位置にも注意したい

これから現場仕事用に空調服を買う人に伝えたいのが、ファンの位置です。

自分の場合、空調服選びで一番重視するのはバッテリーの持ち。

その次に大事だと思っているのがファンの位置です。

商品によっては、空調服のファンと安全帯やフルハーネスが干渉する場合があります

実際、ファンが当たってしまい、フルハーネスや安全帯を安全に取り付けられないことがあります。

これは単純に「ちょっと邪魔」という話ではありません。

現場では安全装備を正しく使用することが前提なので、空調服を購入するときは、自分が使用しているフルハーネスや安全帯とファンが干渉しないか確認したほうがいいです。

自分で新しい空調服を選ぶなら、

バッテリーが一日持つか

ファンの位置が安全帯やフルハーネスと干渉しないか

この2つは必ず確認します。


エアコンの効いた部屋に入ると一気に涼しくなる

外では「思ったより涼しくない」と感じる空調服ですが、面白いくらい効果を感じる場面もあります。

それが、エアコンの効いた部屋に入ったときです。

空調服を動かしたまま冷房の効いた場所に入ると、ファンが冷たい空気を服の中へ取り込んでくれます。

これがかなり涼しい。

外では暑い空気を取り込んでいたものが、今度は冷たい空気に変わるので、一気に涼しく感じます。

空調服の仕組みが体感として一番分かりやすい瞬間かもしれません。

最近は空調服とペルチェベストを併用

最近は、空調服だけでなくペルチェベストも一緒に使っています。

自分の場合、空調服+ペルチェベストにすると、空調服だけのときよりさらに涼しく感じます。

特に違いを感じるのが汗です。

ペルチェベストなしのときより汗の出方が少なくなり、体も楽に感じます。

さらに、汗をかいた状態でペルチェ部分が冷えると、その汗まで冷たく感じて気持ちいいです。

空調服だけでは物足りないと感じている人には、こういった併用も選択肢になると思います。

ペルチェベストについては別の記事で、実際に現場で使った感想を詳しく書いています。

関連記事:ペルチェベストを実際に使ったレビュー

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まとめ|思ったより涼しくない。でも夏の現場では必須

空調服を初めて使ったときの感想は、「思ったより涼しくない」でした。

特に35℃を超えるような真夏の屋外では、入ってくる空気自体が暑いため、エアコンのような涼しさは期待できません。

それでも、夏の現場で空調服が必要かと聞かれたら、自分の答えは「必要」です。

ここ2〜3年は特に夏の暑さが厳しくなり、現場でも空調服を着ている人が当たり前になってきました。

自分自身も7月ごろから涼しくなる9月〜10月ごろまで、基本的に毎日使っています。

着ている間は、意外とそのありがたさに気付きません。

でも、充電が切れてファンが止まった瞬間、汗が一気に出てきます。

そこで「あ、やっぱり空調服って効いてたんだな」と実感します。

これから現場仕事用の空調服を選ぶなら、自分が一番重視するのはバッテリーの持ちです。そして次に、安全帯やフルハーネスと干渉しないファンの位置。

派手に「めちゃくちゃ涼しい」と感じる道具ではない。

でも、一度毎日使うようになると、もう真夏の現場では空調服なしには戻れない。

自分にとって空調服は、そんな夏の必需品になっています。

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現場管理ブロガー
はじめまして。「デイリーコンパスライフ」を運営している「おのぷろ」です。 生まれは愛知県、その後長野県に移住し、現在は東京で働いています。 「仕事も趣味も楽しむ」をテーマに、日々の記録、ガジェット・旅行・車・楽器関係から現場管理術など、さまざまな内容を実際に経験したことをもとに発信しています。 初心者にも分かりやすく、実際に役立つ情報をお届けできるよう心掛けています。
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