【実車レビュー】ホンダ フィットシャトルは20万km走っても使える?仕事で長距離乗って感じたメリット・デメリット

onoprodaily

ホンダのフィットシャトルは、すでに新車販売が終了しているモデルですが、中古車では今でも見かける車です。

「10万kmを超えたフィットシャトルって大丈夫?」
「古いハイブリッドだけど、まだ長く乗れる?」
「荷物はどのくらい積める?」

中古で検討していると、このあたりが気になる人も多いと思います。

私は仕事の移動や現場へ行くときに、社用車としてフィットシャトル ハイブリッドを日常的に使っています。

現在乗っている車両は約16万4,000km。さらに、その前に使っていたフィットシャトルは20万km以上走りました。

その経験から感じているのは、きちんと整備されてきた車両なら、走行距離が多くてもまだ十分使える車だということです。

今回はカタログスペックだけではなく、実際に長距離を走って感じたメリットとデメリット、中古で選ぶならどこを見るかまで紹介します。

ホンダ フィットシャトルとは?

フィットシャトルは、Hondaが2011年6月に発売したワゴンタイプのコンパクトカーです。

5ナンバーサイズの扱いやすいボディながら、大容量のラゲッジスペースを確保したことが特徴。ガソリン車だけでなく、1.3L i-VTEC+IMAを搭載したハイブリッドモデルも設定されていました。

Honda自身も、フィットで培ったセンタータンクレイアウトを採用することで、コンパクトなボディと広い室内・荷室を両立したモデルとして紹介しています。

2015年には後継となる「シャトル」が登場しています。

私が仕事で乗っているのは、このフィットシャトルのハイブリッドです。

実際に乗って感じるフィットシャトルのメリット

荷室がかなり広い

一番便利だと感じているのが荷室です。

仕事ではヘルメットや長靴、安全帯など、現場で使う道具をかなり積んでいます。

荷室にはカラーボックスを置いて整理しているのですが、3段のカラーボックスを2列置けるくらいのスペースがあります。

高さだけでいえば、普段乗っているフォレスターのほうがあります。

ただ、フィットシャトルは奥行きがかなりある印象です。

現場道具を基本的に積みっぱなしにしていても整理できますし、それでも仕事で使うには十分な積載量があります。

後部座席も広いため、仕事だけでなく家族で使う車としても実用性は高いと感じます。

視界が良くて運転しやすい

フィットシャトルは比較的運転しやすい車です。

特に気に入っているのが、Aピラー付近にある小窓です。

左右に曲がるときに周囲を確認しやすく、フロントガラス自体も広いため、前方の視界も良好です。

仕事では高速道路だけでなく現場周辺の道路を走ることもあるので、視界が広いのは助かります。

ただし、後ほどデメリットでも触れますが、車の先端までの距離感については少し慣れが必要でした。

高速道路中心でも実燃費は約20.3km/L

私の場合、仕事で高速道路を走ることがかなり多いです。

その使い方で、メーター上の燃費はだいたい20.3km/L。

燃料計の残りが最後の1メモリくらいになるまで走ると、おおよそ600km近く走っています。

もちろん燃費は走行環境や車両状態によって変わりますが、16万km以上走っている車として考えると、個人的には十分だと感じています。

16万kmを超えても普通に走っている

そして、フィットシャトルで一番伝えたいのが耐久性です。

現在使っている車両は約16万4,000km走っています。

それでも異音はなく、加速もスムーズです。

普段、自家用車ではフォレスターに乗っていますが、それと比べても「16万km走っているから加速がおかしい」といった違和感は特にありません。

会社の車なので定期的に点検を行っており、オイル交換など必要なメンテナンスもしています。

それでも、ここまで普通に走っているのはかなり優秀だと思います。

さらに、私が以前使っていた別のフィットシャトルは20万km以上走りました。

会社では上の人が使っていたフィットシャトルを、12〜13万kmくらいの状態で引き継ぎ、その後20万km程度まで使うこともありました。

その経験があるので、走行距離だけを見て「10万kmを超えているからダメ」と判断する必要はないと感じています。

実際に乗って感じるデメリット

もちろん、良いところだけではありません。

長く乗っているからこそ気になるところもあります。

エアコンのタッチ操作は使いにくい

まず気になるのがエアコンです。

操作部分がタッチ式なので、温度などを変更するときに一度パネルを見る必要があります。

物理ボタンなら場所を覚えてしまえば手探りでも操作しやすいのですが、タッチ式ではそうはいきません。

走行中に操作するときは、個人的には物理ボタンのほうが使いやすいと感じます。

ハイブリッドとエンジンの切り替えでショックを感じる

もう一つ気になるのが、ハイブリッド走行とエンジン走行が切り替わるときです。

特に気になるのが渋滞。

ノロノロ運転を続けてバッテリー残量が少なくなり、エンジンが始動したタイミングでショックを感じることがあります。

さらに、その瞬間にクリープで進む速度も少し上がるように感じるため、渋滞では若干運転しづらいです。

ただ、私が乗っている車両はすでに16万km以上走っています。

そのため、これはフィットシャトル ハイブリッドすべてに当てはまると断定するのではなく、走行距離や経年劣化の影響もあるかもしれません。

車の先端までの距離感には少し慣れが必要

視界そのものは良いのですが、最初は車両感覚に少し戸惑いました。

ノーズに加えてダッシュボードにも奥行きがあるので、運転席に座った位置から車の先端までが少し遠く感じます。

乗り始めたころは前方の距離感をつかむまで多少時間がかかりました。

ただ、これは慣れてしまえばそれほど気になりません。

中古のフィットシャトルなら10万km超えでも選ぶ?

私自身の経験だけでいえば、選択肢に入れます。

会社では12〜13万km程度走ったフィットシャトルを引き継いで、そのまま20万km程度まで使った経験があります。

そのため、状態が良く、きちんと整備されていることが確認できるなら、12〜13万km程度はもちろん、状態次第では14〜15万km程度でも候補にはできると思っています。

ただし、これは「フィットシャトルなら20万kmまで絶対に壊れない」という意味ではありません。

中古車なので、走行距離だけではなく、それまでどんな扱われ方をしてきたのかを見ることのほうが大切です。

中古で買うなら走行距離だけで判断しない

中古のフィットシャトルだからといって、特別なチェック方法が必要だとは感じていません。

私なら一般的な中古車と同じように、

  • エンジンから異音がしないか
  • 内装が極端に傷んでいないか
  • 外装に大きな傷がないか
  • 下回りにひどいサビがないか
  • きちんと整備されてきた車両か

といったところを確認します。

個人的には内装や外装の状態も結構大事だと思っています。

内装がきれいで外装にも大きな傷が少ない車を見ると、「前のオーナーが大事に乗っていたのかな」と感じます。

もちろん見た目がきれいだから機械的な状態まで必ず良いとは限りません。

それでも、走行距離の数字だけではなく、車全体の状態を見て判断することは中古車選びでは大切だと思います。

フィットシャトルがおすすめな人・向かない人

実際に仕事で長く使ってきた経験から考えると、フィットシャトルが合っているのは「安く購入できて、荷物がたくさん積めて、長く使える車を探している人」です。

特に荷室の広さは魅力があります。

現場道具を大量に積んで使っている私でも不満がないので、仕事、アウトドア、家族での買い物など、荷物が多い使い方とは相性が良いと思います。

反対に、見た目の新しさを重視する人には向かないかもしれません。

2011年に登場した車なので、現在の車と比べればデザインや装備には古さがあります。

新しいデザインや最新装備を求めるなら、別の車を選んだほうが満足できると思います。

まとめ|距離を走っていても状態が良ければまだ使える

フィットシャトルは決して新しい車ではありません。

それでも、実際に仕事で使っていると、荷室は広く、視界も良く、高速道路中心でも燃費は約20.3km/L。そして何より、16万kmを超えた現在でも普通に走っています。

以前使っていた車両も20万km以上まで乗ることができました。

だからこそ、中古車を探すときも「10万kmを超えているからやめておこう」と走行距離だけで判断する必要はないと思っています。

きちんと整備されてきた状態の良い個体なら、走行距離が多めのフィットシャトルでも十分候補にできる。

安く買えて、荷物がたくさん積めて、長く使える中古車を探している人なら、一度検討してみてもいい車だと思います

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現場管理ブロガー
はじめまして。「デイリーコンパスライフ」を運営している「おのぷろ」です。 生まれは愛知県、その後長野県に移住し、現在は東京で働いています。 「仕事も趣味も楽しむ」をテーマに、日々の記録、ガジェット・旅行・車・楽器関係から現場管理術など、さまざまな内容を実際に経験したことをもとに発信しています。 初心者にも分かりやすく、実際に役立つ情報をお届けできるよう心掛けています。
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